ろうきんは誰でも利用ができる?

ろうきん(労働金庫)は労働組合や生協の出資によって運営されている金融機関です。
そのカードローンは驚異的な低金利。非常に魅力的な商品です。

でも、労働組合に入ってないと使えないんじゃない?

と思って最初から諦めている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
勤め先の組合に入っていない人でも、そもそも勤め先に組合がない人でも利用可能です。
ということで、ろうきんに口座を持てる人の条件を見ていきましょう。

ろうきんで口座を作れる人の条件は?

ろうきん(労働金庫)に出資をしている団体会員の構成員であることが条件です。
団体会員とは、企業の労働組合や、国家公務員・地方公務員等の団体、勤労者のための福利共済活動を目的としている団体などです。

意外なのが、生協(生活協同組合)の組合員も含まれることです。
生協が各地で運営している、スーパーCOOPの組合員もこれに含まれます。
ですから、近所のスーパーCOOPの組合員になっていればろうきんで口座を作れるというわけです。

又、上記に属していない勤労者で、個人会員として出資金を出して会員になることもできます。
最低出資金は1,000円です。

ということで、働いている方であれば、その地区のろうきんの組合員になることで、カードローンの利用もできるということになります。

ろうきんカードローンの審査は厳しい?

低金利が魅力のろうきんカードローンですが、もちろん審査はきちんと存在しています。
カードローン審査の鉄則としては、「低金利の商品は厳しい審査」と言われています。
これほどまでの低金利ろうきんカードローンでは、厳しい審査が予想されるのですが…。
実は、審査よりも申込条件が厳しいという、もっとハードルが高いものでした。

ろうきんカードローンの申込条件

労金カードローンの申込条件は以下の通りです。

  • 満18歳以上満65歳未満の方(未成年の場合には法定代理人の同意書が必要)
  • 安定して継続している年収があること(前年税込み年収150万円以上)
  • 同一勤務先に1年以上勤務されている方(自営業者等、給与所得者以外の場合には原則として3年以上)
  • 所定の保証会社の保証を受けられる方

これは、銀行カードローン、大手消費者金融よりも断然厳しいで条件です。

年収が150万円とか、勤続年数1年以上、個人事業主では3年という条件は、他のカードローンにはない項目です。

気になるのは、パートやアルバイト、派遣社員の審査ですが、こちらも基本的に上記の条件を満たしている必要があります。
返済能力があると判断されたのなら借りれるというのですが、なかなか他のカードローンにはない厳しさがあります。

申込の時点で、この内容ですから、ここで諦める方も多いかも?