属性の話

カードローンの審査では高い属性が借りやすいです。
パート、アルバイト、個人事業主が同じ属性のようです。
正社員は良い属性ですが、一概にそうとは言えない場合もあります。

どちらが良いと思う?

入社1年目の正社員とパート20年のおばちゃん
この2人の属性では、おばちゃんの勝ちになります。

収入的には、正社員の方が高いでしょう。
限度額も多く借りられるのですが、属性はおばちゃんが良いです。

その理由は、20年の勤続年数です。
実は、収入の安定だけではなく、勤続年数が長いことも属性には深く関係します。

勤続年数10年で年収200万円と勤続年数1年で年収1000万円
これも同様です。
1000万円の方が借りれる金額は大きいですが、属性では低い年収の方が良いです。

属性の情報は公表されることはないのですが、審査の過程では必ず確認をします。
大手消費者金融では、最低勤続年数6ヶ月以上とされていますが、確かに属性での審査通過をしたいのなら、1年以上ポイントになります。
ですから、転職したてのカードローンの申込はとても厳しい状態です。

ただし、ヘッドハンティングなどで、年収が10倍になったとか、とんでもない転身を遂げた場合は、その限りではないようです。

めったにないことですが。

まだある属性要素

上記の属性は、勤続年数や収入、正社員などの働き方の形態ですが、まだ要素があります。
結婚や子供の有無、持ち家か賃貸、固定電話の有無などの要素が加わります。

そして、持ち家で既婚者、固定電話がある方、独身貴族で賃貸、固定電話なしの方が、この点だけでは属性が低いです。

ただ、既婚と独身では、自由になるお金で返済リスクの考え方が変わるのですが、既婚者なら節約している、独身は浪費するといった見方があるようです。

返済余裕よりも、カードローンで作ったお金を使ってしまうというリスクです。

持ち家に関しては、夜逃げをしないために属性が良いとの噂があります。
賃貸なら、そのまま逃げてしまえばわからない?

そんなことまで、カードローンの審査では属性の区別をするようです。
しかし、実際には、返済能力を確認のため、働き方の形態と勤続年数、収入が大きな属性のウエイトを占めるようです。