キャッシングの金利計算は案外と簡単です。
実質年利の計算方法は、
借入残高✕年利÷365日✕借入日数
です。
年利18%で10ヶ月で返済すると
10万円で18%のキャッシングで、10ヶ月の金利で考えてみましょう。
この場合、10ヶ月は300日とします。
です。
1月に10万円借りて、10月に完済までに11万4794円返済することになります。
借入日数が少ないほどお得
これを5ヶ月で返済すると金利は
です。
返済額は10万7397円で約7000円お得になります。
というように、借入日数が少ないほど、お得になります。
繰り上げ返済のすすめ
途中で本来は1万円の返済だけど、今月は余裕があるから3万円返済したとします。
1万円は、本来の元金と利息分ですが、あとの2万円は元金だけの返済になります。
すると、元金が減ることでそれ以降の利息も縮小していきます。
出来る時に一括返済や繰り上げ返済をしていくことで、当初は18%のキャッシングだとしても、完済してみたらそんなに金利の高いキャッシングではなかったということになります。
うまくキャッシングを利用している人は、なるべく次の月には完済して、また必要になったらキャッシングするという使い方をされている人も多いようです。
早く返すほど金利は少なくて済むし、気持ちも楽になるので、
返済計画通りに返していけばいいんでしょ?
と、のんびり構えるのではなく、返せる時には早めの返済を心がけることをおすすめします。
大手消費者金融にとってもメリットあり
利用者にとっては良いこと尽くめの繰り上げ返済ですが、大手消費者金融にとっては痛手です。
全ての利用者がガンガン繰り上げ返済をしていくと、当然ながら収益が減少します。
キャッシングでは、長い期間かけて、返済してもらうことで、金利収入があります。
それが、金利を少なくしようと繰り上げ返済ばかりする客では、収益が下がってしまうことになります。
しかし、現実にはそんな事態にはならないでしょう。
誰もが早めの完済ができる、とか、そんなうまい話などありませんからね。
繰り上げ返済で早めの完済ができる利用者は、現実的には一部の人に限られます。
ですから、大手消費者金融では繰り上げ返済にも快く対応するはずです。
そして、完済後に
また借りませんか?
と勧誘がきます。
この勧誘は結構ある話です。
繰り上げ返済できるというということは、返済能力が高いということですから、消費者金融からすれば信用度の高い上客を見つけたことになります。
繰り上げ返済だけではなく完済した客にも「借りませんか?」という誘いはよく来るといいます。
今度は翌日に完済しちゃおう 笑
というのは大手消費者金融泣かせですかね?