任意整理とは、返済できない債務に対して、元金の支払いはするけれど、利息カットをしてもらう方法です。
過払い金返還請求が話題になった時にはテレビで連日耳にした言葉ですね。
この任意整理は現在も債務整理の1つとして大変有効です。
任意整理の方法
任意整理をしようと思った時には、まずは弁護士や司法書士に相談されることをオススメします。
弁護士に払う報酬すらないんだから無理でしょ・・・
と思って、自分で行ったほうが良いと考える方もいますが、法テラスを通すことで費用を安く抑えることが出来ます。
債権者にしてみれば、弁護士や司法書士がでてくることで、対応が全く違います。
報酬はかかりますが、任意整理を進めるためには専門家に相談・依頼するのが最善の方法です。
自分で任意整理するのは難しい
任意整理では、引き直し計算をして元金と利息の内容を把握します。
その上で、自分の経済状態を説明して、債権者との交渉に入ります。
ですが、この時点で既に一般人である我々には何をどう交渉したらいいのかチンプンカンプンですね。
一方、相手は債権者のプロです。
なんとか任意整理をさせまいとして、いろいろと策を練ってきます。
結局は相手のペースで話が進み、任意整理を始めた目的は何一つ達せられないまま、利息も返済額も減額されないという現実だけが残ることが多々あります。
ですから、ここは弁護士や司法書士に依頼をしてしまうことです。
もちろん、親身になって相談に乗ってくれる良い弁護士・司法書士を見つけることが何より大事です。
任意整理したい理由を告げる
良い弁護士を見つけたら、どうして返済ができないかを正直に話して、あとは弁護士の指示に従って書類などを用意するだけです。
弁護士が間に入るので、債権者と顔を合わすこともありません。
弁護士の立場では優位に話を進めることができるので、よほどのことがない限りは事が良い方向に進んでくれます。
解決までに時間がかかることもありますが、その間の返済もありませんし、精神的な負担からも解放されます。
弁護士に相談すると、任意整理より自己破産をすすめられることもあります。
その時は、弁護士の助言に従って判断しましょう。
